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当社のデジタル技術の活用及びDX推進の取り組み状況について

1.経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性

<デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響について>

2018年12月に経済産業省が発表しした“DX推進ガイドライン”によれば、DXは次のように定義されています。

「ビジネス環境の変化に対応し、デジタル技術を活用してサービスやビジネスモデルを変革するとともに、業務、組織、企業文化、風土を変革し、競争の優位性を確率すること」

歯科技工所を営む当社においては、高齢化に伴う高齢者の増加により、歯科技工物の更なる生産性向上に対応するための“デジタル技術の活用”がますます重要になると認識しています。更に、ウィズコロナ・ポストコロナの経済社会の変化に対応すべく、“DX化”による接触・物理的接触の少ない加工プロセスの実現が不可欠であると認識しています。

これらを踏まえ、当社の業界内における競争優勢を維持・拡大するためには、“デジタル技術の活用”と“DX化”は今後の戦略の方向性として極めて妥当かつ重要であると考えます。

<これら踏まえた当社の経営ビジョンとビジネスモデル>

ー 経営ビジョン ー

幅広い知識と技術を持った多くの歯科技工士によって、お客様のニーズに合った歯科技工物を、費用・納期(スピード)・品質において、すべての面で自信を持った仕事として納品します。

設備面でも、豊富な設備とデジタル技術の活用によって、どのようなケースであっても精密な技工物として仕上げられるよう、日夜努力と研鑽を続けます。

ー ビジネスモデル ー

当社の歯科技工士によって設計されるCAD/CAMデータや、歯科クリニックからご提供いただく口腔内デジタルスキャナによって取得されるデータを基に、ミリングマシン等と連携して、短納期・高品質の歯科技工物を作成します。

2.経営及びデジタル技術等の活用の具体的な方策(戦略)

<経営ビジョンとビジネスモデルを実現するための戦略>

デジタルデータを基にした歯科技工物の制作を行うには、歯科技工士として十分な実績を積んだうえで、最新のCAD/CAMデータの取り扱いができる必要があります。そこで当社では、両者の技術・技能的連携について、日夜努力と研鑽を続けます。

また、歯科技工業界では既に広く実施されているCAD/CAM冠の制作に留まらず、インプラント関連の技工物など、新たな分野におけるデジタルデータを基とした技工物の制作にも取り組んで参ります。

3.戦略を効果的に進めるための体制の提示

本戦略を確実に遂行するために、実務執行統括責任者(CDXO)に当社代表の菊竹藤助を任命。最高情報責任者(CIO)には歯科技工士でもある菊竹清玄を任命した。更に、本取り組みを組織末端にまで浸透させるべく、DX推進者には30年の歯科技工士の経験を持ち、現在はCAD/CAMデータの設計を行う西津幸子を任命。加えて、昨今ますます重要性が増しているセキュリティ強化に対応すべく、セキュリティ管理者を1名任命した。

<本戦略を推進するための体制>

責務と担当
業務内容

実務執行統括責任者(CDXO)
菊竹藤助

戦略の推進等の実務の執行を統括
最高情報責任者(CIO)
菊竹清玄
IT戦略の立案や情報システム全体の戦略策定と執行
DX推進者
西津幸子

CDXOとCIOの指示に基づき現場実務を遂行
セキュリティ管理者
柘広枝
戦略遂行におけるセキュリティ管理・強化を担当
DX推進者
西津幸子

CDXOとCIOの指示に基づき現場実務を遂行